こんにちはtekitekiです。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今週は、以前私のブログで紹介しましたが、「ゆううつ」なときにオススメする本の中から、「幸せはあなたのこころが決める」著者渡辺和子の印象に残った言葉を紹介しています。
憂鬱で悩んでいる方、毎日が辛く苦しい生活を送っている方など、少しでもこころがラクになっていただければと思い、私自身の考えも踏まえてまとめています。
今後の人生でとても役に立つ言葉ですので、興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

挫折のすすめ
私は、これまで幾度となく挫折を繰り返してきました。大学受験で志望校に不合格。社会人1年目でうつ病を発症し、わずか半年で退職。株で失敗など。
それでも、挫折したことに後悔はしていません。むしろ挫折してよかったと、今でも当時を振り返ってみて思っています。
実際に、自分の人生のなかでプラスになったこともたくさんありました。
挫折してしまうと、どうしてもネガティブな感情になり、「人生終わり」だとか「この先いいことなんてない」などと思ってしまいます。
ただ、挫折しなければ知ることができなかったことや、出会うことがなかった人など、長い人生のなかで、自分にとって本当に大切なものを得ることができると思います。
多くの挫折をして、多くのことを学び、多くの人に出会いながら、今後の人生に生かしていく。これが本当に大切であり、自分が成長していけるものだと思います。
そうはいっても、挫折してしまうと立ち直るのがなかなか難しいこと思います。誰でもそうだと思います。
慌てず、急がずゆっくり時間をかけて前に進んでいく。挫折して良かったと思える日が来ます。大丈夫!必ず来ます!

不条理を受け入れる
理解されない苦しみ、傷つけられた心の痛み。いわゆる世間の「不条理」をしっかり受け止めながら、しかも、それを「人間の条件」として受け入れていくことが大切だと書かれています。
どんな人でも、人知れない苦しみを背負って生きています。
不条理を、どうしても受け止めることができない時もあります。
私もこれまで、言葉では言い表せないほど、苦しく辛い経験をしてきました。
どうして?なぜ?と何度も自問自答を繰り返してきました。
端数のない人生なんてあり得ません。この割り切れなさに耐えていくことが、少なからず心の傷、重荷となっていました。
でも、この言葉を受けて考え方を改めました。
割り切れない思いを、自分なりに受け止めて、素直に前向きに生きていくこと。
簡単なことではないと思いますが、「人間の条件」として受け入れていく努力を、私自身もしていきたいと思っています。

人生思い通りにならなくて当たり前
何かをはじめたり考えたりする時に、私はまずは計画をします。でも、これまで計画通りに進んだことは一度もありません。
何度も失敗しては見直しながら、ようやく目的を果たすことができます。
何もかもが思い通りになれば、どれほど安心して生きていけるか。つまずいたり失敗したりする度に、そう思っていました。
では、本当にすべて思い通りにいったとしたらどうですか?安心して生きていけますか?
私は、きっと安心して生きていけないと思います。
考え方にもよりますが、人生は思い通りにいかないのはありがたいことだと書かれています。
一人の人間が個性的に生きる。そしてその人らしく生きるということは、実はこのようなままならない人生を、自分なりに受けとめることで可能になります。
不条理をどう受けとめて生きるかに、その人らしさが表れます。それこそが個性です。
人生は、思い通りにならないからこそ、安心して生きられる。
人生思い通りにならなくて当たり前。それをどう受け止めて生きるか。とても大切なことだと思います。

まとめ
3つの言葉を紹介しました。「挫折」、「不条理」、「思い通りにいかない」。
どれもマイナスな言葉のように思われますが、考え方によっては今後の人生のなかでどれもプラスになる言葉だと思います。
考え方を少し変えると、本当に意味のある大切な言葉だと思います。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。

次回も、心に響く言葉を紹介しますので、引き続き読んでみてください。
また、私が参考にした渡辺和子先生の本を紹介しますので、ぜひ一度読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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