こんにちはtekitekiです。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今週は、以前私のブログで紹介しましたが、「ゆううつ」なときにオススメする本の中から、「幸せはあなたのこころが決める」著者渡辺和子の印象に残った言葉を紹介しています。
憂鬱で悩んでいる方、毎日が辛く苦しい生活を送っている方など、少しでもこころがラクになっていただければと思い、私自身の考えも踏まえてまとめています。
今後の人生でとても役に立つ言葉ですので、興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

受け入れ難い自分を受け入れる
誰しも受け入れ難いもの、他人に見られたくないものはあると思います。
自分の心の中でおさまっている間は、それでも許容できますが、一旦外に出てしまうと、自分でも受け入れられず、ましてや他人の目から必死になって隠そうとします。
他人に隠さないといけない部分が多ければ多いほど、また隠す相手が多ければ多いほど、生活は不自由になると書かれています。
少し私のことをお話すると、過去のブログでもお話しましたが、23歳でうつ病を発症し、わずか半年で会社を辞めまた。

私が会社を辞めた後のとても辛く苦しかった理由が、まさに当てはまります。
会社を辞めたという自分に対する憎悪とそれを素直に受け入れることができない辛さ。
また、辞めたことを知られたくないばかりに、世間の目を気にして引きこもる毎日。
必死に隠そうとして、どんどん生活が不自由になっていく。
今、当時を振り返ってみても、本当に受け入れ難いものでした。
私たちの心には、自分でも見つめたくない、他人には絶対見られたり、知られたくない「みにくいもの」があります。
いくら隠したところで、それがあることに変わりはありません。「きれいな自分」に見せようとするところにそもそも無理があります。
「きれいな自分」を保つには、莫大なエネルギーが必要になります。
私も以前はそうでしたが、「ありのままの自分」をみせた方が、より楽に生きられる。自由になれると、うつ病を経験して思いました。
「きれいな自分」を無理に見せるのではなくて、「ありのままの自分」を認める。

受け入れ難いことだと思いますが、そんな自分を受け入れることが大切なことだと改めて思いました。
劣等感のかたまり
劣等感は、誰もが持つものです。
「ダメな人間」、「器が小さい」、「臆病」、「ずるい性格」という自己評価。
これは少なからず、幼児の時から、どういう子どもかと言葉や態度で語りかけた、大人からの評価が大きく影響しているものだと書かれています。
確かに「ダメな子」と言われて育った人、「何をやらせてもお兄さんに劣る」と絶えず比較されて大きくなった人から、劣等感をとることはできないと思います。

ただ、このような「思いこみ」は、成長していく過程の経験や体験で是正される場合もあります。
ダメでない自分を発見し、他人に必ずしも劣っていない自分に気づいて、はじめてそれは思いこみだったと誤りを知ることができます。
「人間の一生は、自己を発見していく旅」だと書かれていますが、私もそう思います。
誰かに何か言われても、自分にも良いところがあると気づけば、変わります。
人は生きているだけで価値があります。存在そのものが素晴らしいと過去のブログでもお話しました。
他人と比べる必要もないですし、決してダメな人間ではないです。
少しずつでも是正していければ、本来の姿で生きていけると思います。

まとめ
今回は2つの言葉を紹介しました。「受け入れ難い自分を受け入れる」「劣等感のかたまり」どちらの言葉にも共通して言えるのが、ありのままの自分を受け入れることが大切だということです。

どんな自分も素晴らしい。決して悲観する必要はないと思います。
本当に辛く苦しいときは、ひとつの言葉で救われることがたくさんあります。ブログを読んでいただいてる方の心に、少しでも響いたなら幸いです。

次回も引き続き印象に残った言葉をご紹介しますので、引き続き読んでみてください。
また、私が参考にした渡辺和子先生の本を紹介しますので、ぜひ一度読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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