こんにちは、tekitekiです。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
朝晩すっかり冷え込んできましたが、みなさん体調は崩されていないでしょうか。
調子が悪いときは、無理されずしっかり休んでくださいね。
といっても無理してしまいますよね。
分かっていても無理してしまいます。頑張ってしまいます。
それはなぜか。頑張らないと成長できないと思っているからです。

「成長」というものに対して、みなさんはどのようなイメージを持っていますか。
私がこれまで持っていたイメージは「何かができるようになる」「何かの能力が身につく」「できることが増えていく」という感じの「武器を増やすこと」「素晴らしい人間になること」というものでした。
成長というのは、努力して勉強して学んで訓練してといった「過程」が必ず必要だと思っていました。
実際に「成長することが正しい」「成長すると認めてもらえる」「成長すると幸せになる」と信じて頑張ってきました。
逆に言えば「成長しないとダメ」という恐怖といつも戦っていました。
もし頑張らなかったら、結果を残せなかったら、役に立たない人間になったら、迷惑をかける人になったら、もう人生終わりだと正直思っていました。
でも、今回紹介するブログ記事の参考にした「がんばらない成長論」著書心屋仁之助の本に出会って、考え方が360°変わりました。
「成長する必要はない」「頑張らなくても自分は認められている」そう思えるようになりました。
いつも一生懸命で頑張っている人は、本当に素晴らしいと思います。
それは周りのみんな知っています。だから、もう頑張るのをやめてみませんか。
頑張らないで人生楽しく幸せに生きませんか。
頑張ることで辛くて苦しい毎日を送っている方に、とても役に立つ内容だと思っていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
まずは、「成長しようとしない」ことから始めてみませんか。

あなたが目指しているのはどんな成長ですか
今までの私にとって「成長」とは、自分は何かが足りない、だから成長しないといけないという「自己否定成長」でした。
過去の自分を振り返ってみても、まずは自分を否定することが出発点になっていました。
努力が足りない。勉強が足りない。頑張りが足りない。
足りないから頑張らないとダメ。頑張らないと成長できない。成長できなければ認めてもらえない。
私が目指していた成長とは、この足りない部分を補足するためのものだったと思います。

でも、この本に出会って考え方が変わりました。
「成長に対する執着」を手放したときに、思いもよらぬ成長が手に入るものだと。
成長は、「しよう」と思ってするものではなく、放っておいても「してしまう」のが成長というものだと。
つまり、成長しようとしないで、自分が楽しいと思えること、したいことをしているうちに、知らないうちに成長してしまうことが「本来の成長」だということです。
私が学んだ一番大切なことは、自分の過去も現在もすべてひっくるめて肯定するということです。
あなたが目指しているのは、どんな成長ですか。
もし、今までの私と同じ「自己否定成長」なのであれば、目指している成長を変えたほうがいいと思います。
私もそうでしたが、やがて終わりが見えず苦しくなり限界がきます。
ですから、あなたも過去の自分と今の自分を全肯定してみたほうが絶対いいと思います。
成長する努力を全部やめてみる
私はこれまで、自分より仕事ができる人など、自分より「上」だと思う人と比べては、不安と焦燥感に襲われて、「今のままではダメ」「こんなのはダメ」と自己否定してさらなる成長を目指してきました。
「自分の終着点はどこなのか」ふと思った時があって、落ち着いて考えてみました。
自分より仕事ができる人のレベルに達したらそれで満足なのか。もしそのレベルに達したとしても、さらに上を目指すのではないか。どこまでやれば満足できるのかと。
結局答えはみつかりませんでした。
でも同時に、今の自分でもそんなに悪くない気もしていました。
今まで頑張ってやってきて、今がこんなもの。それならこんなものでいいのではないかと。
「自分には何かが足りない」というのは思い込みであって、「自分はすでに十分足りている」と気づくことが大切だという言葉をこの本で目にした時、少しホッとしたのを覚えています。
「今の自分でいい」「よくもないけど悪くもない」そう思うと、急に気持ちが楽になり、考え方ががらりと変わりました。

少し前の話ですが、病気ではないのにどうしても調子が悪くて思い切って会社を休んだことがありました。
いわゆる「仮病」です。私にとって、とても勇気のいることでした。
世間的にみても「仮病」は、悪いことだと思われていますが、私にとって「仮病」で休んだことは、人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになったと思います。
理由をまとめると
①休むことで自分が無理していたことに気づけた。②普段できなかったことができた。③自分が会社を休んでも代わりがいて仕事はなんとかなった。④給与もきちんといただけた。⑤家族との時間ができた。⑥頑張ることや努力することが、すべてではないことがわかった。
今まで成長しようと自己否定しながら努力し続けてきましたが、「今の自分でいい」と思えるようになっただけで、私にとって得るものはたくさんありました。
私が成長する努力を全部やめてみるきっかけになりました。
まず「一番やってはダメ」と思うことをやってみましょう
先ほどお話しましたが、私にとって一番やってはダメと思うことは、「仮病」で会社を休むことでした。
休む前は、他人から冷たい目で見られる、自分はダメな人間になってしまう、迷惑かけてしまうといった自己否定が強く、マイナスな要素がたくさんありました。
でも、実際はそんなことはなく、むしろ休んで良かったと思うことができました。
その後も「仮病」を使って休んでいましたが、今まで経験したことがなかったことや人から感謝されることが増えてきて、知らない間に大きく「成長」したと実感することができました。
あなたにとって、一番やってはダメと思うことは何ですか。

それは、頑張ること、努力することをやめることではないですか。
「今の自分でいい」と言い切れる勇気や自信が持てるか。
簡単なことではありませんが、思い切って一歩踏み出してみませんか。
まとめ
今回は、頑張らない、成長しようとしないことをお話してきました。
私も今まで、頑張り続けることが成長に繋がると信じてやってきました。
でも、「今の自分でいい」と気づけたことで、人生が変わりました。
決して頑張ることを否定するわけではありませんが、今後の人生楽しく幸せにしていくために、あなたも「成長しようとしない」ことから始めてみませんか。
もっと詳しく知りたい方は、このブログ記事の参考にした「がんばらない成長論」著書心屋仁之助を読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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