こんにちは、tekitekiです。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
突然ですが、あなたは今、なにか「目標」がありますか。
「イチローのようなプロ野球選手になりたい」とか心の中に、憧れの人に近づきたいといった目標を持っている人は多いと思います。
そういった「目標」とするのは、「できる人」だと思います。
そういう人を目指す理由の一つが、「こういう人になれば、人から尊敬される」「幸せになれる」「お金がたくさん入ってくる」「はず」と思っているからです。
つまり、「今のままの自分だと人から認めてもらえない」と思っています。
たしかに、目標があると行動が変わり、行動が変わると経験が変わるので、新しい自分に出会うことができます。
でも、人から認められるための「目標」なんて必要ありません。
大切なのは、人からの評価ではなく、「自分は大丈夫」という自己肯定感だと思います。
前回に引き続き、「がんばらない成長論」著者心屋仁之助を読んで、私が学んだこと、特に印象に残ったことをまとめてお話します。
興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

「叶えたい未来像」は実は「今の自分」
頑張って成長したら、幸せになれる。頑張って成長したら、自分の価値が高まってもっとお金がもらえる。
私も以前は、成長=幸せ、成長=裕福だと思っていました。
でも、世の中頑張らずに、より少ない労働で、より多い報酬を得る人がいることも事実です。
その人たちは、決して頑張って成長したから、今は楽になっているのではないこと、また、少ない労働で、より高い報酬を得られるくらい、がんばって自分の価値を高めたから労働を減らしたのではないこと、そして本当は先に労働(頑張ること)を減らしてしまったことが理由だということをこの本で知りました。
頑張った末に得られると思い込んでいる価値が、実は既に自分には十分あるはずだと書かれています。
だから、誰かを目標にして「あんなふうになったら自信が持てる」なんて思う必要はないこと、「あんなふう」にならなくても、「自分だから大丈夫」と決めてしまえば、成長して幸せになれるということを、この本から学びました。
過去のブログで、「NO.1よりもONLY.1を目指しましょう」という記事を書きましたが、今の自分で大丈夫なんです。
自分の存在自体が素晴らしいことなんです。
「叶えたい未来像」は「今の自分」だから大丈夫と決めてしまえば、成長して幸せになれると私も思いました。

人生の濁流に飛び込む勇気
頑張ることが普通になっていると、頑張ることをやめるのは、案外難しいものです。
今の自分が見えている経験の範囲内で、その範囲に収まる程度の成長を求めてがんばってしまいます。
私たちの周りに常にある、本来の自分らしさという流れは、例えて言うと、ごうごうと音をたてて流れる濁流のようなものです。
当然、今自分に見えている世界に留まるほうが安心です。
自分をどこへ連れていくともわからない流れ、それも濁流に乗るといったことは絶対にしないと思います。
でも、大きく成長するのは、濁流に飛び込んでしまうような決意をしたときだと書かれています。
「もう頑張らない」「踏ん張らない」「目標もいらない」といった大損をする覚悟、つまり何もかも手放すことをした時に、人は乗るべき大きな流れに乗ることができます。
成長できたら、何か大きなチャンスがやってくるのではなく、まずは何も考えずに流れに飛び込むことが先です。
今の自分「で」いいんだと自分を認めることが先です。
勇気は必要ですが、思い切って人生の濁流に飛び込んでみませんか。

今のままの自分で大丈夫
今まで「やってはダメ」としてきたこと、反対に「やらないとダメ」としてきたことをひっくり返してみることが、「成長しようとするのをやめる」ことだと書かれています。
今まで、自分がこもっていた殻を割って、新しい自分を付け足していくことが必要です。
そのためには、今までやってきたことをひっくり返しても大丈夫ということを知ることが大切です。
これは体験してみないとわかりませんが、私も実際に反対のことをやってみると、気づいたことがたくさんありました。
結論を言いますと、反対のことをやっても問題ありません。大丈夫です。
どんなにダメな自分になっても大丈夫です。なぜなら、自分という存在自体が素晴らしいからです。
あなたも、今まで「やってはダメ」としてきたこと、反対に「やらないとダメ」としてきたことをひっくり返して体験してみてください。
勇気がいると思いますが、絶対に大丈夫ですから。

まとめ
人から認められるための「目標」は必要ありません。なぜなら今の自分のままで大丈夫だからです。
もっと、自分を肯定しましょう。そして、今まで自分が「ダメ」だと思っていたことの反対を勇気を出してやってみましょう。
絶対に大丈夫ですから。
もう少し詳しく知りたい方は、私が参考にした「がんばらない成長論」著者心屋仁之助を紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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