こんにちは、tekitekiです。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今週は、「がんばらない成長論」著者心屋仁之助の本から私が学んだことや特に印象に残った言葉を紹介しています。
前回まで、「成長しようとするのをやめよう」というお話をしましたが、実際にできないことのほうが多いですよね。
「やったらダメ」と言われるとやってみたくなるように、「やめよう」とするほど、そのことに執着してしまいます。
では、成長をしようとするのをやめる代わりに、何をしたらいいかといいますと、みんなに感謝して甘えて迷惑をかけることです。
ダラダラする。なまける。遊んでみる。何もしない。つまり無駄な時間を過ごすことです。
もしくは、「家族の時間を増やす」「遊ぶ時間を増やす」でもいいです。
これまで、成長するためにやってきたことを、適当にやる。
こんなダメな生活をしてみてください。
これは、誰もが一番やったらダメと思っていることではないでしょうか。
でも全然大丈夫なんです。これはやってみないと分かりませんが、私も実際やってみて大丈夫でした。
興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

信頼・実績・安心・安定全部なくても大丈夫
今まで、努力して積み上げてきて守ってきたものを捨てる。
そんなこと簡単にはできないですよね。
でも、がんばって自分が積み上げてきたものは、かえって今の自分を小さな枠に閉じ込めてしまうだけだと書かれています。
どれだけ信頼を得ても、実績を得ても、頑張りつづけなければならない。休めない。
これは、終わりのない努力を強いられる、苦しい人生ではないですか。
そのまま続ければ、幸せを感じる時はないと私は思います。
何もなくても大丈夫なんです。だから思い切って手放してみませんか。
気の乗らないことはしない
では、どうやって手放せばよいのか。それはあり得ないことをやってみることです。
「気の乗らない仕事はしないで断る」ことです。

具体的には
①あまりやりたくないけど、断ったらまずいと思っている仕事。
②引き受けたら、自分のプライベートの時間が犠牲になる仕事。
③自分が無理しないといけない仕事。
④なんとなく気乗りのしない仕事。
⑤嫌いな人から依頼された仕事。
⑥本当は行きたくない飲み会。
これらを勇気を出して全部やめてみましょう。
絶対にできそうにないですよね。でも何があっても大丈夫です。
気の乗らない仕事まで引き受ける現実の延長には、気の乗らない仕事を受け続ける不幸しかないと書かれていますが、本当にその通りだと私は思います。
引き受ける⇒がんばる・無理する⇒報われない⇒やめられない⇒引き受けるという循環。
この先に何がありますか。私はこの循環を繰り返して、ストレスが溜まりうつ病になりました。
一度うつ病を発症すると人生どん底を経験することになります。
本当に経験した人しかわからない、辛さや苦しみを味わうことになります。
今もなお、うつ病とともに生きていますが、とてもたいへんです。
私と同じような経験をしてほしくありません。
最初は勇気がいりますが、ぜひ「断る」ということを実践してみてください。
世間は意外と甘いです
過去のブログで、私が「仮病」で休んだことをお話しましたが、その時のことを振り返っても、世間は意外と甘かったと思います。
仕事の代わりもいますし、給与も入ります。
出社した時にも、大丈夫と声をかけてもらえました。
自分では、最悪のことをしてしまったと思っているのに、全くそんなことはありませんでした。
「断る」「わがままになる」そんなことをしたら、大変なことになってしまう。
真面目な人、頑張り屋な人ほどそう思ってしまいます。私もそうでした。
そうやって、なんでも一人で抱え込んでしまいます。人に頼らず、迷惑をかけないようにして、一人でやり遂げます。
責任感が強いと言えば聞こえはいいですが、じつはこれほど「迷惑」なことはありません。
迷惑をかけるより、迷惑をかけまいと頑張るほうが本当の迷惑です。

それは、迷惑をかけないように頑張ると、他人に感謝を強要するようになるからです。
お互いに助け合い、迷惑をかけ合いながら世の中は回っています。
だからこそ、周囲ともいい関係を築くことができますし、その中で成長もできます。
大丈夫です。どんどん人に頼りましょう。迷惑かけましょう。なんとかなります。
まとめ
私も人に迷惑をかけてはダメだとこれまで頑張ってきましたが、その頑張りが逆に迷惑をかけていたんだと気づきました。
だから頑張ることをやめました。頑張ることをやめるのはとても勇気がいることですが、絶対に大丈夫です。
みんなに感謝して甘えて迷惑をかけましょう。
どうですか。少し気持ちも楽になりませんか。

もっと詳しく知りたい方は、私が参考にした「がんばらない成長論」著者心屋仁之助を紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント